池は人工的にためてはいけない
人工的にためた池には流れがありません。
そのため、腐敗がはじまり、それが人間の健康に悪影響を及ぼすことになります。
たとえ環流していたとしても、水分の蒸発量が多いため、その近くには湿気が多くなり、
その辺りに住む人々に影響があらわれてくるのです。
また、池をつくれば、コイや金魚などを飼うことになります。
こういう生命あるものを遊びで飼うようなことも許されません。
あきたからといって殺したり、世話をしないで死なせてしまうということがあるのも心配されます。
どんな小さな生き物にも魂の宿ることを忘れずに。
万一、飼いきれないなら、神社仏閣の池に放してやることです。
なにはともあれ、水を大量にためるというようなこと、
あるいは、水を大量に流すというようなことは、
公共性のある場所においてのみ許されるのだ、
ということを肝に銘じておいてください。
その意味では、マンションのベランダや、サンルームなどに、
プラスチック製の池を置いて楽しむようなことも凶相になることをつけ加えておきましょう。