階段の長さは一間半が理想的
方位以外で、階段をつくる際の家相上の注意点をあげておきましょう。
第一のポイントは長さです。
一番理想的なのは、階段の長さが一間半、つまり、2.7mであること。
段数にかかわらず、平面図でみたとき、底辺が一間半になるのが理想的です。
これは一直線になった階段でも、途中に踊り場があるタイプでも、
またラセン状の階段でも同じことです。
どんなにカーブをゆるやかにして、上り下りがラクな階段にしたくても、
長さが二・五間以上あったり、反対に一間半以下に短くした階段では、
家相上はマイナスになります。
くどいようですが、突発的事故を引き起こす家の中心の階段だけは、
絶対に避けなければなりません。